僕の兜。
息子の性別が分かった時、命名よりも先に『どんな兜をお迎えしようか。』という話になった我が家。
50年後も見惚れる兜を選びたい。
将来息子が巣立っても、毎年飾るのが楽しみになる兜を選びたい。
まずは兜のことをとことん知らなければと、兜の意味、各部位の名称、作家さん、格、彫刻の意味…申し訳ない程に質問する私たちにも、嫌な顔ひとつせず、一生懸命教えてくださいました。
また、姉のお雛様の屏風が大好きで、それに合わせたいという相談にも、快く応じて戴きました。
兜は一生物。
つまり、選ぶときのお店のことも、一生の思い出になります。
兜に対して並々ならぬ拘りを持つ我が家にも、笑顔でとことんお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
子供たちがもっとわかるようになったら、モデルとなりました春日大社の実物を家族で見に行きたいと思います。