CASE 1:おばあちゃんの手作り服で

ひいおばあちゃんが一生懸命手づくりした、たくさんの愛情が込もった服を使って。
この服を着て
おばあちゃんに会いに行ったら、
とっても喜んでくれてたよね。
LINEで相談する
何をするにも
いっぱいいっぱいだったあの時の、
小さな小さな記念服。
一緒にアイスを食べたあの時の、
小さなシミが残った
お気に入りのワンピース。
精一杯のおしゃれをして
出かけたあの時の、
愛情が詰まった手づくり服。
忘れられない思い出が詰まった、
小さな小さな宝物が、生まれ変わる。
お子さまが着られなくなった服から、人形の衣装に使う服を選びます。
職人とともに、人形の衣装に使う服や、その使い方を最終決定していきます。
お子様の思い出がぎゅっと詰まった、細部までこだわり抜かれた上質なひな人形に仕上げます。

ひいおばあちゃんが一生懸命手づくりした、たくさんの愛情が込もった服を使って。




この服を着て
おばあちゃんに会いに行ったら、
とっても喜んでくれてたよね。

お食い初めで着た袴や、誕生会のドレス、初めての夏祭りで着た浴衣を使って。




健康に育ってくれてありがとう。
これからも一緒に思い出をつくろうね。

毎日のように着せていた、素材も色合いもやわらかな、懐かしい香りの残ったベビー服を使って。




この服、覚えてる?
何度も頑張って寝返りしようとしてたよね。
愛する我が子の、過去と未来に想いを馳せる。



創業100 年の技術を通じて、
誠心誠意の「思い出づくり」のお手伝いを。
ひな祭りは、一年の厄払いのため、人の形をした和紙を厄とともに川に流すという風習が起源で、その歴史は1200年以上。その後この風習は、文化が豊かになるのと同時に、雛人形として形を変え、子どもが無事に幸せな人生を歩んでほしいと願う親の想いとともに祭りとして時を超えて受け継がれてきました。これらの文化は、日本の誇るべき伝統として長い年月を経て、親から子へ、祖父母から孫へと引き継がれ、今も変わらず私たちの心に息づいています。
目に見える形で愛を刻むこれらの人形たちは、未来を祈り、家族の想いをそっと抱き続けます。時代が変わっても、いつの日も大切な誰かのために手を合わせ、祈りを込める心が日本にはある。その姿が、これからも変わらず、子どもたちの笑顔とともに咲き続けますように。
「きおくひとえ」と「雛人形」の関連性
古来、日本には、和紙でかたどった人形に厄災を託し、水や川へ流すことで一年の無事を願う風習がありました。和紙の“人形”は、自らの分身として厄を引き受ける象徴であり、それが時を経て“雛人形”へと姿を変えていったといわれています。
「きおくひとえ」は、本来の雛人形のそんな思想に立ち返るサービスです。お子さまがかつて身にまとった大切な服を、そのまま雛人形の衣装へと昇華させることで、“自分自身”あるいは“わが子の分身”を形作る。これは単に新しいアイデアではなく、厄を受け止め未来を守るという、雛人形が秘めてきた本質的な役割を現代に蘇らせる試みでもあります。子ども服に込められた数々の思い出が、雛人形という日本古来の祈りの形と融合することで、より深く、より温かみのある姿へと生まれ変わる——。
そこには、家族の祈りや願いを託してきた日本人の信仰心が、いまも脈々と流れているのです。
着ることがなくなった服をただ保管するのではなく、これからも“そばにいて支えてくれる存在”へと受け継いでいく。きおくひとえの雛人形は、思い出と願い、そして日本の伝統がひとつになった、まさに“本来のかたち”といえるのです。
創業者から伝わる、左京の想いと歴史
人形工房左京の創業者、望月林蔵は小さな木工職人から始め、やがて飾り金具職人として大正12年に独立開業。当時からものづくりのメッカとして有名であった静岡の地で、匠の技と情熱を込めてものづくりを行い、技術を磨き続けました。その手から生み出された製品は、その品質の高さと美しさから静岡の最大手雛問屋にも認められ、やがて雛人形の制作を始めることとなります。
ただ美しい良いものを作り上げるだけでなく、その背後にある本物の価値と、真心をお客様に届けること。それのために林蔵が貫いた「お客様に嘘をつかない」「本物の価値を提供する」という姿勢は、代々受け継がれ、今日の左京の精神そのものとなっています。
こうした林蔵のクラフトマンシップへのこだわりは、まさに左京の魂そのものであり、職人としての誇りとお客様への誠実さを守り抜く姿勢が、今も変わらず引き継がれています。
左京は2024年に創業100周年を迎えました。この節目の年に、工房の理念を「伝統を革新し、感動を創造する」と定めました。ただの満足ではなく、お客様の心を震わせるような「感動」を一つでも多く創造すること。新たな100年へ向けて、左京はこの想いを胸に刻み、脈々と受け継がれてきた歴史と情熱を絶やすことなく、一つひとつのものづくりに込めていきます。

初代望月林蔵
職人のものづくりという仕事
左京の職人は、常に「完成」を追い求めながらも、技術を「完全習得」することはありません。ものづくりが日々成長し続ける生きた営みだからです。私たちは、毎日手先の感覚に向き合いながら、少しずつ自分たちの技術を研ぎ澄まし、より美しい形を追求しています。
人形の美しさは細部に宿ります。見えない部分でも、数ミリ単位で折りや貼りを丁寧に重ねることで、全体の調和が生まれます。仕上げだけを美しく見せるのではなく、小さくとも細やかな積み重ねこそが、本物の美しさを引き出す秘訣です。
素材ごとの特性を見極め、その厚みや重なりに合わせてわずかな微調整を施す。生地の厚みや部品の重なり具合を指先で感じ取りながら、一体一体に合わせたつくり方を探っていくのが職人の仕事です。「きおくひとえ」のように、服の素材や柄を考えながら、一着一着の個性あふれる子ども服を雛人形に着せ付けていくという作業は、まさしく私たちが最も得意としながら、日々探求し続ける職人の仕事と深く通じ合います。さらに、そこにご依頼者さまの大切な思い出が重なることで、「その想いにどう寄り添い、形にすればよいのか」を考え抜くという、職人として最も頭と心を使う工程が生まれます。
それは、私たちにとっても最高に楽しく、最高にやりがいのある仕事です。だからこそ、作品ごとに異なる表情が生まれ、ひとつとして同じものは存在しません。
私は、生まれたときから雛人形工房を家業とする環境に育ち、詳しいことを理解する前に気づけば職人になっていました。ところが、少子化や暮らしの多様化などの影響で、雛人形の市場は長らく厳しい状況が続いています。年に1ヵ月ほどしか飾らず、ほとんど機能性のない雛人形は、合理主義やミニマル思考が進む現代のライフスタイルの中で、なかなか受け入れられにくいのが現実です。
それでも、私の実家の雛人形は本当に美しいと思いました。それは同じように雛人形職人である父の仕事を間近で見て、また自分が人形づくりに携わる中で、部品を作る職人の技術や材料の奥深さを知るほどに、さらに強く実感するようにもなりました。流麗なフォルムや繊細な着物づくり、色彩の調和は、もはや“人形”という枠を超えて、芸術としての魅力を放っているとさえ感じます。ただ、この魅力を、タイパが求められるいまの世の中にゆっくり伝える時間が取れないまま、もどかしく日々が過ぎていました。「どうすれば伝統文化としての雛人形の美しさや価値を、現代の方々に届けられるのだろう」と思い悩む毎日でした。
そんな中で誕生したのが「きおくひとえ」です。この取り組みを通じて得た気付きは、どんなに美しい素材や高価な品よりも、「わが子が着ていた服そのもの」に込められた想いこそが、お客さまにとって最大の価値になるということ。私たちはつい“美しさ”や“職人技”にこだわりすぎて、そうした感動の源泉を見落としていたのかもしれません。「きおくひとえ」はお客さまと我々職人が手を取り合って一緒に作る雛人形です。技術や美しさの先にある、心動かす「記憶」と「想い」を重ねる、ここだけの体験を味わっていただけると嬉しいです。

人形工房左京
四代目雛人形職人
望月琢矢
これまでに制作させていただいた、
数多くのきおくひとえの中からいくつかを
制作事例としてご紹介。






立体的なピンク柄のお洋服をお姫様の2枚目に使用したことでとても優しいけど斬新なきおくの重ねとなりました。お殿様は全体に青い鳥がいろいろな方向に飛んでいる様子を表現しつつ、袴には隠れてお花のワッペンが咲いています。とても鮮やかで明るい、優しい印象のきおくひとえ。















お殿様の後ろの裾(きょ)に、車の柄を入れるために2つの車を縫い合わせて仕立てています。お姫様の袴も、ロンパースの袖部分の小さな刺繍を可愛く活かしたくて、赤いチェック生地と縫い合わせ、下から覗くと刺繍が可愛く左右に見えるように。見えないところにこだわりを詰め込んでいます。









一着のブルードレスから制作をご依頼いただいたきおくひとえ。ドレスのレース部分、裏地のサテン生地、柄部分と無地の部分、ドレスの全体を1組のお雛様にしっかりと凝縮させました。桃色で明るくしたいというご希望もあったため、お姫様の裾と袴には左京の桃色の生地を使用してワンアクセント加えています。










お殿様に使用したお洋服は、ご依頼いただく際に最後まで手放すのを迷われる程に大事にされていた思い出深い一着。袖の柄、衿の柄をしっかりと一つのお人形にお仕立てしました。お姫様の後ろの裳袴(もばかま)部分にはお母様のお着物の一部を使用され、ご家族みんなの思い出が詰まったきおくひとえとなりました。






色々な方からお祝いをしてもらえたことを、お嬢様に伝えたいというご希望で親戚のみなさまからもらったお洋服を細かな裏地等にも散りばめて制作しました。お殿様のお着物は上下に分けて実際のスカート付きロンパースと同じ組み合わせにしました。お姫様も、お写真では含みきれないほど、細かなところにこだわりの生地がぎっしり詰まっています。







兄妹2人の昔のお洋服を使って制作。お殿様にはお兄ちゃんのお洋服、お姫様には妹ちゃんのお洋服をメインに使用。恐竜のTシャツは、当時、特に好きだったトリケラトプスが目立つように。さらにタキシードロンパースのボタンを、お殿様の後ろベルト部分に付け替えたり、蝶ネクタイをお姫様の後ろ裳袴(もばかま)部分に糸留めするなど、想い出をしっかり残せる仕上げをさせていただきました。






お子さまが七五三などで来ていた着物と帯を使って制作しました。多様な柄が行き渡るお着物の細部について柄の出方を指定していただき、満遍なく好きな柄が出るように制作。お殿様の首周りの結び部分には水色の生地を使用してワンアクセントを効かせています。お姫様の重ねもめくって見る楽しみを感じられる、想い出とこだわりを詰め込んだきおくひとえ










お殿様の真っ青な甚兵衛と、お姫様の優しい桃色のお洋服の組み合わせがとてもセンス良い組み合わせとなりました。お姫様の上から2枚目のお衣装になお明るい黄色系のお洋服を使用することで一層明るく、華やかな印象となっています。














お母様のスカートを使ってお殿様を制作。完成してみると落ち着いた雰囲気がお殿様にピッタリ。お姫様は似たような色目のお洋服で、黄色×緑の組み合わせで重ねとあわせてとてもマッチしたセンスの良いお雛様に制作ができました。お姫様のお着物は袖先と、衿部分にレース加工部分を使用した一工夫が良い味わいとなっています。








お仕立てのあと、ご家族から届いたお便りです。

私と娘と親子二代で使ったお宮参りの産着でお雛様を作って貰いました。母の形見の着物でもあったのでとても良い形で残すことができました。
優しい雰囲気に仕上げて頂き、娘はうっとり嬉しいのはもちろん。2歳の息子もとってもキレイね!と大絶賛。

プレゼントしてくれた父もとても良いものができて嬉しい。お母さんも喜んでるねと家族みんなの宝物になりました!
翠ちゃん埼玉県/お客さまの声


娘のおひなさまに「きおくひとえ」をぜひプレゼントしたい!
その想いに賛同してくれた夫と、プレゼントしたいと快諾してくれた母に感謝しています。

初節句には間に合わなくても、心から納得できる思い出のおひなさまを贈りたいという願いを叶えることができました。
おひなさまの生地を選ぶまでたくさん検討しました。妊娠中の腹帯や新生児の時からのお洋服の組み合わせを考える時間も、どんなおひなさまになるかわくわくしてとても楽しかったです?
何度も相談にのってくださった左京様には本当に感謝しています!おかげ様で素敵なおひなさまができ、大切な思い出がまたひとつ増えました。
娘がもう少し大きくなったら、たくさんの想いがおひなさまのことをお話しするのが今から楽しみです。
おひなさまと一緒に、これから娘の成長を見守りたいと思います。
咲菜ちゃん群馬県/お客さまの声


きおくひとえをSNSで知り、これだ!と思いました。亡くなった母のものを娘に受け継ぎたかったからです。お雛様のお着物は亡くなった母が着ていたものをメインにしました。他の生地も私たち夫婦のものと両家の両親のものを使用し、とても想いの詰まった娘への贈り物になり、本当に感謝しています!!初対面をした時の娘はとてもキラキラと目を輝かせ身を乗り出しお雛様を触ろうとしていました。素敵な初節句にすることができ大満足です!
華ちゃん兵庫県/お客さまの声

偶然見つけた「きおくひとえ」
見た瞬間に、これだ!!と思いました。
ベビー服は小さくてお殿様に必要な大きさを取れず、娘が産まれることを楽しみに撮ったマタニティフォトのときに着たワンピースでお願いしました。
ニット素材なので可能なのか何度かやり取りをして、とても素敵に仕上げていただきました。
お姫様は家族でお揃いを作ったときのベビー服。もうサイズアウトしてしまった大切な服が、お人形としてずっとあることがとても嬉しいです!
なのはちゃん東京都/お客さまの声

きおくひとえでのお祝い、今年で2年目となります。
兄妹で使ったロンパース、娘へのハンドメイドのお洋服の生地で作って頂いたお雛様。私も子どもたちも、思い出を思い出しながら飾るお雛様は毎年の楽しみです。数年迷った娘のお雛様、きおくひとえに出会えて、本当に良かったと思っています。

今年で娘も卒園し、息子、娘の幼稚園での毎年の作品がすべて揃って飾りました。
きおくひとえと共に、子どもたちの作品も思い出に、これからも毎年楽しい雛祭りを過ごしたいです。
流香ちゃん群馬県/お客さまの声