天然素材を選ぶべき3つの理由

   

 

 

ナチュラリストの望月琢矢です

 

 

ものの価値とは何か。

 

 

ものを消費する時代を終え、

経験や価値が重視されるようになってきた昨今において、

 

この問いに答えられない

サービス提供者は滅亡の道をたどる世の中ですね。

 

ぼくはものづくりの世界に入ってから、

「天然素材の価値」について考えてきました。

 

高価なもの、の条件に「素材の良さ」は欠かせない。

今回はその素材の良さについて、「天然素材」という視点から、

天然素材がなぜ良いのか、ポイントを3つお伝えします。

 

 

 

1. 人間が歴史の中で長く付き合ってきた素材

 

現代社会に至るまでの長い歴史の中で、

ヒトは、何百万年という単位で「自然物」と付き合ってきました。

 

体内に入れるもの、手で触れるもの、全て自然物でありました。

 

ヒトは自然物と共生できるように進化してきたし、

自然物に囲まれた生活をDNAに刻み込んでいます。

 

たかが数十年から百年程度のぽっと出の

化学物質とは相性が合うはずがないのです。

 

そんな無意識レベルでの信頼感から、

自然物を良いものと認識しているのです。

 

そしてそれは実際に、五感で実感できるのです。

 

 

 

2. 一次情報という価値

 

世の中のモノゴトを考えてみてみると、

一次情報に近ければ近いほどその情報価値は高まります。

 

友達の彼氏がネッシーを見た!

よりも、

友達がネッシーを見た!

よりも、

わたしがネッシーを見た!

 

の方が情報としての価値は高い。

 

モノにおいても同じです。

 

シルク100%の糸から、

シルク50%、ポリエステル50%の糸を作って、

化学繊維で染めて、カラープリントで柄を出して

一枚のTシャツが完成します。

 

単純な素材価値で言えば、一番最初のシルク100%が最も価値が高いのです。

 

旅館やホテルなど、高級であればあるほどものが自然物でできています。

自然物に、自然に触れることができるデザインが

上手く施されている空間が高級旅館にはよく見受けられますね。

 

 

 

 

3. 命という価値である

 

天然素材であることは、

自然界の生命である、ということです。

そこに生命の活力が含まれている。

そして永遠には続かない、いつかは劣化するもの

それが自然らしさ、であり、人間らしさ、なのです。

 

ヒトは、自然の生き物であり

そこから一番の力を得て生きていくんだろうな。

 

 

 

天然のものづくりを目指す

 

2.一次情報に価値がある

をまともに実践して何もかも自然のままに

生きていたら人間は原始人に戻ってしまいます。

 

だから必ず天然素材を加工することが必要なのです。

ものづくりに携わる人間としては、この「加工」で

余分なものを入れてはいけない。

 

料理でよく言われる、「素材を活かした料理・素材の味」

と言われるところです。

 

あくまでも天然素材が主役。

その他は、引き立て役に過ぎない。

 

そうして完成したモノとの自然の生活を

提案するつくり手でありたいです。

 

 

化学物質が多い現代においては、

もう少し自然物を取り入れることで

生活を豊かに、感性を豊かにすると、

人生はもっともっと楽しくなると信じています。

 

 

 

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静岡の雛人形工房(株式会社左京)の4代目。 1991年生まれ。静岡県静岡市出身。東京の大学在学中に留学・海外一人旅などを通じて外国から見た自分・日本を考えるようになる。 大学卒業後、2年間、東京の上場企業にて会社員を経て2016年から家業である株式会社左京に入社し雛人形制作に携わる。 海外経験のある若者代表として、これからの雛文化・伝統文化について考え、試行錯誤の日々。 日本の伝統文化が世界から評価されれば日本人は覚醒する! と信じ、静岡発の世界ブランドを作ることを目指しています。

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