我が社のビジネスモデル、完全大公開!!

      2018/06/09

 

 

 

こんにちは、望月琢矢(@takuyamoc)です。

 

 

2週間前に1年でたった1度の大展示会を開催して、一息付いているところです。

 

一息ついたところで。。。

 

「雛人形屋って、普段何してるの?」

 

ってよく聞かれるので

 

ぼくの1年サイクルを大公開しちゃいます!(ダレトク…??

 

 

ニッコリ!!

 

 

 

5月~6月にかけては業者向け展示会が各所で開催

 

実は5月5日が過ぎて売るものが無くなったこの時期に、

全国各所で来年度の商品の展示会が行われます。

 

全国のバイヤーが全国を駆け回って商品を買い付けに行くんですね。

来年度用の商品といっても、早いところでは10月頃からおひな様の販売が始まるので、

半年後の新商品の展示会とでもいいますか。

季節商売ですので、商品在庫も1年単位で戦略を練るところが多いですね。

「来年はこんな方向性でこれぐらい売りたいから、これぐらい仕入れよう。」

といった具合で。

 

 

 

我が社も展示会を主催

 

さて、雛人形メーカーである我が社は展示会を主催する側です。

雛人形ブランド、「田村芙紗彦(たむらふさひこ)」の新作展示会として、

100種類以上の新作デザインを毎年発表します。

 

 

そしてこのために今年の初め頃から様々なデザインを練り、

生地を仕入れにまわり…とやってきました。

 

この展示会でひたすら注文を受けて、受注分は年内に各専門店様へ納品します。

 

そう、完全受注生産なんです。

(昔はこらしょと作り溜めなんかもしてたみたいですが…良い時代があったもんだ。)

 

まあ、受注生産だからこその良さはやっぱりあります。

全受注分の1/3~1/2が特注品ですね。

 

小ロットで小回りの利く特注品を作れるメーカーっていうのがうちの強みだったりします。

(というかこれからはそういう細かい注文に対応できないとだめでしょ。)

 

 

 

今度はバイヤーの顔をして仕入れに行く

 

自社の展示会を終えると、今度は自分がバイヤーとして全国の展示会をまわります。

左京はメーカーであるかたわら、毎年年末から一般のお客様向けにお店をオープンして、

普通に小売店としておひな様を売ってます。

ほとんどが自社商品なので、メーカー直営ブランド店みたいな感じになるのですが。

メーカーが小売店やりながら一般のお客さんの声を直に聴くっていうのはめちゃくちゃ大事です。

 

 

エンドユーザーの声も正体も分からない100%メーカーは、

売り手の言われるがままでクリエイティブな商品は作れません。

売り手である業者のお客さんとまともに会話もない。

売り手ならではの悩みがあるので、

そこを分かち合った上で、痒い所に手が届く、みたいなのを作りたいです。

 

 

 

BtoBとBtoCを半年ずつやってるってこと

 

要するに半年はメーカーとしてBtoBやって、半年は小売店としてBtoCやって1年回してます。

ということでした。

日本酒なんかもそうらしいですが、1年で仕事ができる時期が決まっている場合は

1年間をどうやって過ごすかが重要になってきます。

メーカーは半年間小売りすればいいですが、純粋な小売店は、

花火・お盆関連・クリスマス需要などなど、季節商品を集めて1年を回してたりします。

季節感のなくなってきた昨今の日本人のライフスタイルに、どうやって価値を提供するか、

お悩み相談をし合う展示会でもありましたw

 

まあ悩みや不安があるのはどの業界も同じ。

顧客に求められなくなったらそこで退場なだけ。

 

共感を得られる価値提供していかなきゃ!!

 

 

 

ということで長年プロダクトアウトだったお雛様という商品ですが、

当面はマーケットインを意識して商品開発に取り組みます。

 

 

 

プロダクトアウトとマーケットインについてはまた今度。

 

それではまた。

 

 

 

 

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静岡の雛人形工房(株式会社左京)の4代目。 1991年生まれ。静岡県静岡市出身。東京の大学在学中に留学・海外一人旅などを通じて外国から見た自分・日本を考えるようになる。 大学卒業後、2年間、東京の上場企業にて会社員を経て2016年から家業である株式会社左京に入社し雛人形制作に携わる。 海外経験のある若者代表として、これからの雛文化・伝統文化について考え、試行錯誤の日々。 日本の伝統文化が世界から評価されれば日本人は覚醒する! と信じ、静岡発の世界ブランドを作ることを目指しています。

 - ものづくり, デザイン, マーケティング, 雛人形